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【リビング福岡 2007.9.29 掲載】※情報は掲載日時点のものです。
 日帰りでちょこっと“旅”気分が味わえるそんなスポットを紹介する「ちょこ旅」。
今回は「五足の靴の足跡を辿る」をテーマに、天草に出かけてみました。
 まずは、「五足の靴文学遊歩道」(1)を散策。木々に囲まれてちょっとした森林浴気分でスタート。急な坂道を落ち葉を踏みしめて歩くと、5人が歩いた当時のままの感動を味わうことができます。木の間から見える絶景を眺めながら休憩がてら、歌人気分で歌を詠んでみては。ここから車で5分の「十三仏公園」からは国指定名勝天然記念物「妙見浦」も見ることができます。
五足の靴とは…
明治40年、与謝野寛(鉄幹)、太田正雄(木下杢太郎)、北原白秋、吉井勇、平野万里の若き5人の詩人が九州旅行へと出発。後に文学界に大きな影響を与えた彼らがその時の感動を交互に綴った『五足の靴』は有名な紀行文となっています。その中で天草の旅は最も感動したといわれています。
 その途中にある「国民宿舎 あまくさ荘」は、天草西海岸の絶景を眺めながら、天草の山・海の幸を満喫できちゃいます。さらに天草陶石をあしらった上品な湯船に浸かって温泉も堪能。なんと料理を食べた人は特別に無料で入れます。疲れも吹っ飛んでリラックスモードに。ちなみにここからは「夕陽百選」に選ばれた夕日も見ることができますよ。 
 「国民宿舎 あまくさ荘」 0969(42)3131
 透き通るような輝きを放つ、白磁の器。その白さは天草陶石ならでは。天草は質・量ともに日本を代表する陶石の産地。これを使って、国の伝統工芸品に指定された“高浜焼”が生まれました。「高浜焼 寿芳窯」で作られる作品は、この地ならではのブドウや椿が主に描かれています。

 絵付け体験も実施中です(要予約)。さらに700年の歴史がある「下田温泉」で癒されては? 100年前、彼らも立ち寄ったかも!?

 「高浜焼 寿芳窯」 天草市天草町高浜南598
 0969(42)1115
大江天主堂
 彼らにとって天草の旅の最大目的は「大江天主堂」(2)にいる「パアテルさん(神父)」に会うことでした。その教会は今も当時の丘の上に。白い壁は青い空に映え、思わずため息がでるほど。教会の中に入ると、ステンドグラスを通して淡い光が差し込み、厳かな雰囲気が漂います。

 その近くにある「天草ロザリオ館」(3)では、「五足の靴百周年記念特別展」を開催中。彼らが書いた直筆の原稿や手紙など貴重なものが展示してあります。さらに彼らを身近に感じられます。
 福岡空港から天草エアラインを使うとらくらく30分で到着! 
せっかくの旅だから移動時間を節約して、もっと天草を満喫しちゃいましょう
お得なルートバスプラン
今天草では、五足の靴来島100周年記念キャンペーンを開催しています(2008年2月29日まで)。2007年10月1日(月)〜2007年11月30日(金)の毎週日・祝日に、五足の靴に関連する施設を巡るルートバスが天草空港などから1人500円で運行(有料施設、昼食は別途料金が必要)。ボランティアガイドが同行し、五足の靴にまつわる面白い話が聞けますよ。産交バス本渡バスセンター 
 0969(22)5234
※乗車日前の水曜日までに電話予約、申し込み受付時間午前9時〜午後4時50分