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【リビング福岡 2007.7.7 掲載】※情報は掲載日時点のものです。
 日帰りでちょこっと“旅”気分が味わえるそんなスポットを紹介する「ちょこ旅」。今回は「水にまつわるちょっといい話」をテーマに、湧き水で有名な長崎県島原市を訪ねました。
この握りのセットで
1500円!
 有明海に面した島原は実は魚介類の宝庫。漁船つりぼりで泳ぐ魚を自分で釣って、その場で調理してもらって食べるなんてすてきな体験ができるスポットが誕生しました。

 それが「漁人(ふなと)市場 とっとっと」。料金は釣れたら500円(魚の大きさ・種類によって2000円も)、調理代500円。釣りの醍醐味と新鮮な魚が味わえる2度おいしいスポットなのです。
 隣接の「とっとっと市場」の水槽には、30〜40種類の魚が泳いでいて、ちょっとした水族館。夏休みの自由研究に役立ってくれそうですよ。
 島原市湊新地町451
 0957(63)9911
 島鉄島原駅辺りからぶらぶら歩いて、「森岳商店街」へ。大きな蛇口から絶え間なく流れる「速魚(はやめ)川の湧水」があるのは、猪原金物店。「島原の湧水は200年前に眉山が噴火した時に水がわき出たのが始まりです」と店主の猪原信明さん。200年余りの間市民の手で大切に守られてきた湧水はまさに島原の宝。市街地だけで60カ所もある湧水はどれも飲めるというから驚きです。
ほんのり甘くてまろやかな「速魚川の湧水」で作ったかき氷と名物の寒ざらし
 
 島原城を過ぎて少し行くと武家屋敷群。清れつな水が流れる406mもの水路があります。さらさらと流れる冷たい水に足を浸してちょっと一休み。今度は「鯉の泳ぐまち」へ。紅白や黄金のコイが水路を気持ち良さそうに泳ぐ様子は、見どころのひとつ。夏の島原に涼を誘う風景です。
▲古民家を再生した「絃燈舎」は和楽器販売とギャラリー
元薬種問屋を活用した
森岳商店街の「より処」
 城下町として栄えた島原にはたくさんの古い建築物が点在しています。森岳商店街にある「絃燈舎」はボロボロだった民家を再生。和楽器販売&お稽古場、そしてギャラリーに。同じく森岳商店街の「より処」は、元は約160年前に建てられた薬種問屋。再生中の2階のどっしりと大きなハリが圧巻です。土壁が特徴の「とっとっと」は、かつて「殿さん倉」として親しまれた米蔵を活用したもの。
 「160年前の建物は残るのに、戦後の建物は朽ちていくんです。古くてよいものは、私たちの責任として未来に伝えていきたいですね」と、古民家再生を手がける、インテリアデザイン事務所主宰・長濱七郎さん。
■第20回島原水まつり
武家屋敷水路が幻想的な灯ろうのあかりに包まれます。期間は2007年8月1日(水)〜7日(火)