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ニューカレドニア日記
 いよいよマラソン当日。このニューカレドニアマラソンは今回で25回の歴史を数えるもの。ヌメア市南部の海岸沿いを走るマラソンで、フル、ハーフ、5キロのコースがあります。参加人数は200人から300人というこじんまりとしたもの。日本人の参加者も多く、日本人優勝者も多い大会です。7月のニューカレドニアは20度前後の快適な気候。なにより、日本では暑いマラソンオフシーズンに開かれる南半球の大会としてこれから注目です。

 スタートは7時。小さな大会なのでスタート前もアットホームな感じです。競馬場をスタートに、椰子の並木が美しいロジェ・ラロック通りから始まり、夕陽とおしゃれなカフェで知られる「シトロン湾」で折り返し、ビュースポット、ウェントロの丘のある半島を巡り、セント・メリー湾を、海岸線沿いに走り、住宅街で再び折りかえすというコースです。ほとんどずっと海を見ながらのランですが、同じ海とはいえ、ヤシのある風景、ヨットのある風景など表情が変わる海沿いを走っていくと、さわやかな風が駆け抜けていきます。スタート時には半そででは少し寒い、というマラソンには絶好の気候。明け方から、陽がだんだん高く上っていく間に海の色も変わり、海がいっそう青く美しくなってきます。1、2箇所アップダウンはありますが、あとはほとんどが平坦なコース。こんなに美しく、気候のいいマラソンは、世界でも少ないのではないでしょうか。

 私は、ハーフに参加しましたが、フルの優勝者は、平塚市の市役所に勤める男性でした。途中ですれちがいましたが、2位を引き離し、圧倒的な速さでさっそうと走っているのをみかけ、やはり日本人としてうれしくなりました。連帯感からか、日本人同士、知らないランナーにも「がんばって」と声を掛け合うことが多い大会でした。

 とはいえ、沿道の現地の人たちも、私たち日本人に分け隔てなく声をかけてくれます。フランス語なので、分からない言葉も多く、もう少しフランス語を勉強してくるんだったと後悔しました。
  ゴールのあとは自分にご褒美。正午発の船でヌメアの南南西約6キロの「メットル島」に行きました。メットル島はよくニューカレドニアのポスターなどでみかける海に突き出した白い水上コテージがいくつも連なった島です。実はここは島、全体がコーラル・パームス・アイランド・リゾートというホテル。水上コテージのほかに、島の中央部には長期滞在用の別荘コテージもあります。宿泊者だけでなく、ランチを利用すると、ホテルのプールや、チェアーが利用できます。

 オープンエアの白いテーブル、さわやかな風、ヤシのある青く透き通る海、その海に長く突き出た桟橋、25棟の白い水上コテージ、すぐ近くに聞こえる鳥のさえずり…。リゾート気分を満喫しながら、ビューフェランチと、午後の優雅なひとときを過ごしました。ニューカレドニアの新しいキャッチフレーズは「がんばった分だけニューカレドニアはやさしい」。その言葉を実感!

 17時30分 夕暮れの桟橋から、船で本島へ。帰りの海で360度の夕焼けを体験することができました。
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