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| 梅雨が明けると、城下町・小倉では街のあちこちから太鼓の音が聞こえてきます。そして毎年7月第3金、土、日曜には、「アッヤッサヤレヤレー」のかけ声と力強い太鼓の音が、小倉の夏を熱くします。今回は、小倉示氏園太鼓がさらに面白くなるマメ知識を紹介しましょう。 |
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旧六月に行われてきた「小倉 園」。小倉城を築城した細川忠興が無病息災を祈るとともに、城下町繁栄策のひとつとして、1617年、京都の 園祭を小倉の地に取り入れました。
江戸時代の小倉 園は、ご神幸に城下の各町内から、趣向を凝らした山車(だし)、踊車、人形引車、傘鉾(かさほこ)、踊り子などが随従する豪華なものだったようです。しかし明治以降は、山車に据え付けた太鼓を叩(たた)き、それに調子をとるジャンガラ(摺り鉦=すりがね)が加わり、両面打ちの太鼓を主体とした現在の形へと変わっていきました。
昭和33年4月には、福岡県指定無形文化財(昭和51年4月に福岡県指定無形民俗文化財に指定替え)に指定されています。 |
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小倉 園太鼓を知るのに欠かせないのが、ドロ(濁)、カン(甲)、ジャンガラという言葉。
太鼓は面によって音が異なり、低く腹に響く音がする面をドロと呼び、太鼓のリズムをとります。これが基本調になるので、正しく平調にリズミカルに打たなければなりません。
もう一面をカンと呼び、高い軽やかな音がし、メロディーになります。打ち方が難しく、技術が必要。そしてジャンガラという摺り鉦が、この太鼓の調律をリードする役目を果たします。
この三つの音が小倉 園太鼓の勇壮な響きを生み出すのです。 |
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小倉 園太鼓の伝統的な姿は、山車の前後に直径約一尺五寸(45・5cm)の太鼓を据え、その山車を曳きながら打つというもの。その打法は“両面打ち”と呼ばれ、全国でも珍しいとされています。打ち手は4人、ジャンガラ2人、計6人が基本的な構成です。
原則的な打法、基本的なリズムはありますが、町内によって少しずつ異なり、各人各様の工夫を凝らしています。「一定の場所で山車が通るのを見るのもいいのですが、どこか自分の気に入った山車にずっとついてまわると、小倉 園太鼓の違った魅力を発見できると思います」と小倉 園太鼓保存振興会企画広報委員長の樽井敬三さん。
競演大会のチェックポイントはチームワーク、基本に沿った打法、上品さだとか。あなたもお気に入りの山車を見つけませんか?
←服装は、揃いの浴衣または法被(はっぴ)、向こう鉢巻、白足袋、草履を原則とし、全体的に上品に保つ ※モデルは昨年、第56回競演大会大人組優勝・新馬借一二三会の杉谷英樹さん |
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※下記スケジュールは2004年度のものです。
■7月1日(木)打ち初め式
各町内から太鼓を出し100人でたたきます。何人でたたいてもひとつの音に聞こえなければいけません。
■7月16日(金) 宵 園(町内まわり)
■7月17日(土)
第57回小倉 園太鼓 太鼓競演大会
16:00〜19:00 小倉城大手門前広場
小倉 園太鼓のハイライト。揃い浴衣や法被を着た各団体が大人組、少年組、一般に分かれて、伝統の太鼓の打法を競い合います。昨年は82チームが参加。音が狂っていないか、太鼓の音が力強いか、カンとドロの調和がとれているか、などをチェックしながら見ると面白いですよ。16時スタートだから、提灯もあでやかだし、臨場感もあります。いす席も用意されています。 |
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■7月18日(日)
第16回小倉 園太鼓
据え太鼓競演会
12:30〜16:00 小倉城大手門前広場
伝統的な打法を競う競演会とは別に、平成になって始まったもの。太鼓をたたきたいという団体がさまざまな技を披露! 歩行打ちではなく、据え打ちになります。
■7月18日(日)
第30回小倉 園太鼓
太鼓広場
17:30〜21:00 小倉北区ちゅうぎん通り〜みかげ通り
この日が“打ち納め”。今年はちょうど太鼓広場の30周年記念でもあるんですよ。
問い合わせ 小倉 園太鼓保存振興会
093・562・3341 (月〜金13:00〜17:00) |
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