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主婦の事情
 夫婦げんかの頻度は、年代を問わずまちまち。2人に1人は少なくとも1カ月に1回以上、さらに3人に1人は2週間に1回以上夫婦げんかをしています。

 ただ、けんかの頻度が年に1回未満とほとんどけんかをしないという人が、30代以上の各世代とも15%以上であるのに対して、20代は5.6%。結婚年数の短い20代は、ほかの世代に対してけんかの頻度が若干高いという結果に。
■何年経っても気になる生活習慣の違い!
 夫婦げんかの原因は世代を問わず「生活習慣の違い・くせ」がダントツ。
 結婚年数の短い若い世代だけでなく、「価値観の違い」(50代・かわせみ/結婚年数27年)、「物の整理整頓の食い違い」(60代・アネサン/結婚年数33年)、「日常生活のギャップ」(60代・タマーニャー/結婚年数43年)と、銀婚式を過ぎたベテラン夫婦でも生活習慣の違いは許せないようです。
〈妻〉
1位 口をきかない
2位 いつも通りに振る舞う
3位 家事を放棄
4位 プチ家出
5位 実家に帰る
6位 徹底的に家事をする
6位 納得いくまで文句を言う
7位 物を投げる・物にあたる 
〈夫〉
1位 口をきかない
2位 いつも通りに振る舞う
3位 プチ家出
4位 納得いくまで文句を言う
4位 大声を出す
4位 ふて寝
5位 物を投げる・物にあたる
5位 暴力をふるう
■「どちらも折れない」がダントツ…問題は解決しないまま
 けんか後は、「どちらも折れず、いつの間にか普段どおり」がダントツ。「内心は思い出すほどにむかーっときている」(20代・はね)、「大きな問題は解決しないままなこともある」(30代・メロン)と、必要に迫られて普段通りの生活に戻ってはいるものの決して仲直りしたわけではなく、心の中にはわだかまりを残したまま。
 「妻から折れる」という人も、その理由は「夫が絶対に謝らないから」が一番。そして「怒っているのも疲れる」(30代・くうちゃん)、「負けるが勝ち」(50代・ドラゴン)と、「これ以上エネルギーを使いたくない」から謝るというような、一歩上行く妻の姿が浮かび上がってきました。
 一方「夫が折れる」という夫婦では、そんな夫に対して、「たまには折れないと悪いなと思っている」(20代・tata)と、申し訳なく思っている妻もちらほら。夫の方が謝り上手なのかもしれませんね。
 またカラリとした夫婦像が浮かび上がったのは、「折れるのは夫婦で半々ぐらい」というケース。「お互い根に持たないタイプ」(30代・モカチャン)、「けんかしたことすら忘れる」(50代・ひらめのひらき)、「ずっと元気で一緒にいられた方がいい」(50代・ネズミチャン)と、歩み寄りは夫婦円満の秘けつのようです。

■“けんかをしない=仲が良い”ではなさそう
 さらに、「けんかをしない」という人に理由を尋ねると「よく話し合うから」という回答は少数。むしろ「どちらかが相手にしない」「干渉しない」という回答が熟年夫婦を中心に多く見られます。“けんかをしない=夫婦仲が良い”では、必ずしもなさそうです。

■親しき仲にも礼儀あり
 夫婦げんかのルール(流儀)では、世代を問わず多かったのは左下の5つ。中でも「身内のことは言わない」が圧倒的で親しき仲にも礼儀あり。これも夫婦長続きの秘けつ!?

 改めて見てみると、85・5%が年に1度以上は夫婦げんかをしていて、そのスタイルは夫婦それぞれ。しかし、「夫を信頼していますか」という問いには、85・1%が「はい」と答え、けんかをしてでも本音を言うことが必要と思っている人が80・7%も。さらに、「夫婦げんかはコミュニケーションの一つ」(30代・ちるりん)、「夫は夫婦げんかを『お互いのガス抜き』と呼んでいる」(30代・よっちーまん)、「本音を言えるのはお互い甘えているのかも」(50代・ため子)と、前向きにとらえている人も多く見受けられます。けんかの後はわだかまりも残っているけれど、本音でぶつかり合えるのは、身近でお互い分かりあっているという信頼感・安心感があるからこそ。夫婦げんかができるうちが花なのかもしれません。
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