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高橋伸子の家計簿クリニック

Kさんの家計簿(粕屋郡在住)
本人36歳(会社員)、長男12歳、二男11歳

質問
 5年前に離婚。児童手当と扶養手当は、4カ月に1度支給されます。学校給食費は一部免除されるので、負担は年2万円くらい。冠婚葬祭費は主にお正月にかかる費用です。車のガソリン代は会社が負担してくれ、節約のため携帯電話は持っていません。1年に2回ほど3人で遊園地などに出かけます。普通預金は、交際費などいざという時に使っています。

 相談したいのは2つです。ひとつは、私自身の生命保険。死亡時、入院時に保障があるものを掛けておいた方がいいのではと、終身を月4000〜5000円、共済を月2000円くらいで検討していますが、いかがでしょうか。

 また、子どもたちが中学、高校に進んだら、体を動かし、思いきり汗をかいてほしいので、部活費なども考えています。男の子2人なので、食費もアップするはず。さらに、高校になると、2人重なる時期が2年間あります。親としては楽しみでもあり、不安でもあります。この6年間ほどを乗り越えるための資金を、どれくらい貯めたらいいものでしょうか?
家計簿
質問
 年子の男児をかかえておられるので、ご心配のとおり、これから食費が増えるのは必至です。食材の仕入れ、調理、ホームフリージングなど、いろいろ工夫しましょう。

 部活がスポーツの場合は、ウエアやシューズ、遠征試合の交通費など、予想以上に物入りになります。高校進学に備えて、補習や模試などの費用もかかります。

 この先6年間を乗り越えるには、節約の工夫と同時に、一家の大黒柱であるあなたに何かあったときの安定感が大切。現在はがん保険だけなので、死亡保障とどんな病気やケガにも対応できる総合医療保障が必要です。

 現在、保険期間が終身に及ぶものを検討されているようですが、ご予算の範囲内では保障額がきわめて低くなります。お子さんが成人するまでのこの先10年が重要なので、終身ではなく、定期(10年満期、1年満期自動継続など)にして保障額をふやすべきです。
 共済も多用化していますし、保険も大変革期にあります。今年はインターネット専用保険会社が金融庁から免許を取得し、シンプルで割安な死亡保障商品や総合医療保険商品を売り始めています。

 ただし、インターネット専用生保の場合、いわゆる募集勧誘はしないのでインターネットが使える環境整備が必要。あなたのキャリアアップやお子さんの学習にも、パソコンは必須では? 節約する一方で、そうした設備投資も考えてください。

 現在、学資保険以外に月に6万円積み立てていますが、やがて“貯めては使い、貯めては使い”になるはず。600万円を超える貯蓄をお持ちなので、あまり心配せずに元気に働いて、明るく楽しく過ごしてください。
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