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高橋伸子の家計簿クリニック

Iさんの家計簿(那珂川町在住)
夫28歳(建設業)、妻28歳(専業主婦)、長男1歳

質問
 結婚2年目の専業主婦です。夫の仕事は日給制。毎月の収入は変動しますが、今年は月々平均27万円はもらえそうです。社会保険が完備されていないので、建設業の国保を払っています。

 生命保険は、夫死亡時2500万円、医療特約が夫婦型で、15年ごとの更新型に加入しています。しかし、夫の死亡時2500万円は少なすぎるのではないかと、現在の保険料と同じで、夫の死亡時5000万円(年齢につれ減額)、更新なしのプランに夫婦それぞれに入るよう勧められ、そのほかにもいくつかプランを検討していますが、どれがいいか分かりません。また、子どもの学資保険は、18歳満期で120万円。義父も、学資保険(15歳満期で100万円)を積み立ててくれていますが、生命保険がないので、共済に入ろうか悩んでいます。 

 毎月わずかな貯金しかできないうえ、このような状況なので将来がとても不安です。できれば、子どももあと1人ほしいのですが…このままでやっていけるでしょうか。
家計簿
質問
 自動車税や各種保険の年払いなど、給与とは別管理の支出が年に約18万円あるようです。ボーナスが出ない家計ですから、月1万5000円ずつ積み立てて、支払いに備える必要があります。

 家計簿を拝見すると、月に2万5000円強の積み立てを実行。車検時の費用や冠婚葬祭費を計算に入れているのでしょうね。支出を年間で把握して、やりくりを心がけているのは立派です。

 この春から給与が2万円増えるのは嬉しいこと。黒字をあわせると月2万7000円近くの余裕が生まれます。この中から保険の追加加入や安心して暮らせるような貯蓄の達成に回す分を決め、実行を。来年4月には自動車ローンの支払いが終わるそうなので、浮いたお金の内2万円をお子さんの保育料に充て、残りは車の買い替え用の貯蓄に。
 生命保険は、今のままでも、一般的に心配な契約額ではありません。より高額な保障を得れば、安心度は増しますが、貯蓄が増えない不安にさいなまれると思いますよ。

 心配ならば、生命保険ではなく、傷害保険を追加して事故やケガに備えてはいかが? 病気はカバーしない分、保険料負担が軽くすみます。建設業なら、検討すべきです。

 家族型で契約して、妻子のケガに備える手もあります。月1000円程度の掛け金で入れ、病気やケガに備えられる子ども共済も選択肢のひとつです。ただし、学資保険に医療関係の特約をつけてないか、調べてからにしてください。

 もう一人お子さんをもうけ、明るく元気な家庭を築くには、将来的にあなたが働けばいいのです。「やっていける?」ではなく、「やっていこう」という意欲が大切です。
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