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高橋伸子の家計簿クリニック

Fさんの家計簿(北九州市在住)
夫27歳(会社員)、妻30歳(パート)、長男1歳

質問
 結婚3年目、2年前に20年ローンで中古マンションを購入しました。築28年なので、残り18年のローンを払い終わる頃には、住み替えが必要になるかもしれません。

 生命保険は、夫が9533円、妻の分は1万698円です。夫の小遣いはガソリン代、酒、たばこ代も含まれているので減らせません。また、携帯電話も夫は仕事で使っているので、割引プランを時々見直しています。

 子どもにかかるお金は、保育料が2万1600円、学資保険が1万1541円、月1万円を普通預金で積み立てています。

 毎月赤字続きで、貯金が減る一方なのが悩み。今月は結婚式があり、出費が多かったのですが、毎月1万円くらい赤字です。ボーナスがないので、税金などは毎月の積み立て頼み。しかし、どうも計画性がなく、このままでは貯金が底をついてしまいます。子どもは2人目を考えています。私が働けなくなると家計が不安です。どうしたらいいでしょうか。
家計簿
質問
 家計簿を1円単位までしっかりつけておられます。赤字削減に取り組む姿勢も立派です。課題は「計画性」。ご自身もお便りに書いておられます。

 手始めに、「毎月の赤字をなくす」という目標を掲げて、その達成のための計画を立てましょう。そのためにはまず、冠婚葬祭のような非日常的な支出への対策が必要です。

 年間収支の支出欄は、そうした支出が1年間にどのぐらいあるかを書き出したもののようですね。合計で約35万円。ボーナスなしで毎月の家計を黒字に抑えるためには、月3万円ずつ、自前のボーナス積み立てをする必要があるわけです。

 また、それらとは別に、月に1万円の赤字が出るようです。1カ月の支出が、非日常的な支出を除いて約30万円だとすると、1万円のカットから着手しなくてはなりません。
 1万円のカットについては、長男名義の普通預金積み立てをやめること。将来への備えは学資保険だけにして、教育資金の積み立ては収入がふえてから着手すべきです。

 あと3万円の自前のボーナス積み立てのための家計費節約対象は、通信関係費と衣類・日用品代。通信費については、固定電話やインターネットなどの明細をよく見て検討を。ご主人の仕事用の携帯電話代や小遣いも、聖域視せずに切り込まないといけません。車の所有を1台にする方法もあります。

 それで赤字解消ができなければ、増収が必要。夫婦ともにキャリアアップによる増収計画を立ててください。子どもを育てながら、共働きをしている家庭は多くあります。住宅計画の見直しも必要――ご認識よりも早く、住み替えや建て替えの必要に迫られるはずです。
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