LQ〜女性のためのローカルコミュニティサイト
お問い合わせ
メンバーズ
サイトマップ
ホーム レポート グルメ ライフ イベント 掲示板 プレゼント リンク
高橋伸子の家計簿クリニック

Mさんの家計簿(熊本県在住)
夫45歳(会社員)、妻33歳(会社員)、長女12歳

質問
 1年前から私も働き始め、この間にやっと60万円貯めました。夫の定年退職を考えるとあと15年。かなり不安です。

 差し迫った悩みは、娘が中学に入学した後。月謝2万5000円の塾に行かせようと考えており、部活動でもお金がかかると思います。その上、もし私立高校に入学したら、と思うとさらに不安です。高校卒業後に進学するか、就職するかは、本人の意思次第ですが、まだ決めかねているようです。親としては何かの資格は取得してもらいたいと望んでいます。

 また、家賃を毎月6万円払うより、いずれはマイホームを購入した方がいいと思うのですが、夫の年齢を考えるとローンを組むのが難しいのでは…。それに、夫の退職金はあまり望めず、実家からの援助も期待できません。食費が少ないのは、知人からお米をもらったり、食材が安い時にまとめ買いをして冷凍したりするなど、やりくりをしているからです。

 本当は、今までに貯めていないといけなかったのですが…。どうやったら、将来安定して暮らせるようになりますか?
家計簿
質問
 共働きを始めて、毎月5万円の定期預金分は確実に貯められるようになった、ということですね。Mさんのご家庭にとっては、大きな前進です。

 とはいえ、家計簿上の月6万円の黒字が、どこに消えたのかが問題。ボーナスで使途の決まっていない40万円強のお金もありますから、その気になれば、もっと貯蓄できるはずです。

 今年は使途不明金をなくすことを第一目標にしましょう。大雑把でもいいから、ぜひ、使ったお金の記録をしてください。帳尻が合わないときは「不明金」と書いてかまいません。あとで思い出したら、何の支出だったかを書き加えましょう。

 2つめの目標は、家庭のライフプランを夫婦で話しあい、家族で将来の夢を共有すること。今のように「不安」を解消するために貯蓄するのではなく、「夢」の実現のために前向きに貯蓄する姿勢が大切。すでに貯蓄力が備わりつつありますが、それを継続するには、明確な目標が必要ですよ。
 確かに子どもの成長に伴って、中学、高校…と出費は増大しますが、それは成長に対する喜びの支出ととらえましょう。お子さん自身に学ぶ意欲や将来の夢があれば、奨学金を活用することもできるはず。現在、大学生の3・6人に1人が国の奨学金(日本学生支援機構・旧日本育英会)を利用しているというデータもあります。

 住宅についても、どこに住んで、どんな生活をしたいのかを、近い将来だけでなく、老後も含めて考えることからスタート。親御さんの介護支援や相続の可能性などについても、あらかじめ心づもりすべきです。前をしっかり見て対策を考えることが安定の秘けつです。
  会社概要 バナー掲載について