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香先生
 今回は、子どもの危機回避能力の高め方、子どもの安全を守るために親は何をすべきかを、筑紫女学園大学短期大学部幼児教育科准教授・大香先生に聞きました。
 ◆防犯の基本は家庭
 子どもはいつまでも親の手の中にあるわけではありません。いずれ、一人で外の世界へ出て行く。そのときのために、親は子どもにルールを教え、身の守り方を教える必要があります。
 防犯の基本は家庭。遊びをはじめとするさまざまな体験を通して、子どもの能力を培い、生きていくことを教えるのも家庭教育です。親子のルールを決め、自立させることが大事ですね。
 ◆まずはコミュニケーション
 子どもの変化を見逃さないためにも、親子で向き合う時間をつくりましょう。おはよう、お帰りを言う時にはしっかり顔を見て、声が沈んでいるようだったら、調理の手をとめて話を聞く。その積み重ねが親子の絆をつくっていきます。子どもの話から「あれっ?何かあったな」と読み取る力も親には必要です。
 ◆コントロールせずにルールの意味を教える
 「危ないから一歩も外に出てはいけない」というのはコントロール。これに対し「暗くなったら帰ってくる」というのがルール。子どもの意思を認めながらも「あなたを守るためにこのルールが必要なんだ」と教え、破ったら叱る。これが大事。
 ◆実体験で学ばせる
 子どもは理屈だけ教えても、体験が伴わないと覚えません。「分かる」と「できる」は違います。小さいころから子どもと一緒に通りを歩いて、何が危険なのか、その場で教え、注意する。その繰り返しがあってはじめて、子どもは日常の危険を知るのです。
 問 092(733)6964(編集部)
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