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野菜の天日干し
 野菜の切れ端はよーく乾燥させること。ちなみにざるの中の手前左は干し始めたばかり、右がからからに干した大根の皮。ナスのヘタは糸につないでおけば取りだすときに便利です。
 一年中で一番乾燥するこの時期は、干物や保存食を作るのに最適です。からからの秋空の下で野菜やお魚を天日干ししたり、乾かしたものを佃煮にしたり。リスを見習って、お野菜が少なくなる冬に備えて今のうちから作り置きしておきましょう。

 お野菜を天日干しすれば、捨てるところもなくなります。大根の皮をわりに厚くむき、太めの千切りにして乾燥させておけば、切り干し大根として使えます。同じようにニンジンの皮も天日干し。からっからに乾いたら、紙袋で保存。使うときに水で戻して煮て、薄上げの中にいれたり、炊き込みご飯の中に入れたり。野菜の甘みが出て、とてもおいしく仕上がります。

 柿の皮を干したものはたくわんや白菜漬けに一緒に入れて、甘味料がわりに。ミョウガも天日干しでよーく乾燥させたら酢漬けに。梅干し酢で漬けると、梅の塩分がほどよくきいておいしくなるんですよ。

 ナスはまさに頭からしっぽまで無駄なく使えます。ヘタ部分は糸につないで乾かしておけば、お正月の黒豆の煮物を作るときに重宝。釘で煮るとどうしても金属臭くなってしまいますものね。それからなり上がりの小振りのナスは丸ごとしょう油で佃煮に。わが家では、作ったはしから食べ上げられるのを見て私の眉が八の字になることから「八の字」と呼ばれていました。

 ただし、保存食を作る場合は調味料が肝心。添加物がいろいろ入っているしょう油やみりんを使うと色も悪いし、いたみも早いようです。お気をつけあれ。
ミョウガの酢漬けと冷凍栗(1)
干し柿の栗あん
詰め(2)
ナスの佃煮(3)
昆布の佃煮(4)
(1)ミョウガは水分が多いので風干しして水分をとり、甘酢や梅干し酢に漬ける。栗は皮をむき3分ほどむして冷凍庫で保存
(2) ゆがいて裏ごしした栗に砂糖を入れて練り上げたあんを、種を取った干し柿に詰める
(3) なり上がりの小振りのナスを丸ごとおなべに入れて赤唐辛子1〜2本と生じょう油で煮詰める
(4) だしを取った後の昆布を乾燥させ保管。ある程度まとまった量になったら水につけて戻し、やわらかくなるまで煮る。好みの量のしょう油と甘味を加える。水あめを入れるとつやが出てきれいに