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基本のプレーンな練りみそ3種類、白(米)・麦・八丁
粒の米みそと麦みそはそれぞれすり鉢でしっかりする(すりみそと八丁みそはそのまま使用)。たっぷりのだしでのばし、酒と砂糖(みりんや赤酒でも可)を加えて、火にかけながらよく練る。しゃもじでみそを切って、30秒ぐらい鍋の底が見えればOK。
 ※だしと調味料の分量はみその辛さに合わせてお好みで!
 わが家ではいいおみそが手に入ると、練りみそを作ります。みそをたっぷりのおだしでのばし、お酒とお砂糖で味を調えて火にかけながら練っていく。一度作っておくといつまででも持つし、いざという時すぐに使えてとても便利なの。

 私が好きなのは粒が残っていて、酵母菌も元気な「生きている」おみそ。夏の暑さにも、冬の寒さにも耐えている酵母菌のチカラはすごいのよ。みその原材料は豆と米と麦の3種類。米は高カロリーで酸化が早く、半年以内に使わないといけません。甘めなので涼しい日におすすめ。逆に麦は熟成するほどおいしくなり、寝かす目安は3年間。しっかり熟成された分、濃厚な味で暑い日にぴったり。豆はもっと長くて5年。八丁みそが代表的です。それぞれの特徴をきちんと知って、家族の体調や季節によって米や麦の割合を変えて使うことができればいいですね。

 たとえば同じ洋服をずっと着ていることはないでしょう? お腹に入れるものは分からないと思っていい加減にしてちゃダメ。そういうことはぜーんぶ人生に出てくるし、育ちも分かるもの。食べ物って怖いのよ。

 さて、練りみそ。みそだけでもいいけれど、せっかくだから季節のものを合わせてみましょう。春は木の芽やフキ、夏は梅。今の時期ならみょうがみそもおすすめ。白みそにマヨネーズを混ぜたら子どもも大喜び。炒ったゴマやクルミを入れても、とってもおいしい練りみそができますよ。ふっかふかにふかしたサトイモやサツマイモにたっぷりのせれば、それだけで立派なおごちそうの出来上がり!
白練りみその野菜スティック添え
熊本の郷土料理、ひこずり(1)
ナスのしぎ焼き(2)
冷やしみそ汁(3)
(1)野菜を油でよく炒めて、麦の練りみそにごまをすったものを加え、水を使わずに煮込めば出来上がり
(2) ごま油か油でナスを炒め、柔らかくなったら八丁練りみそをのせる
(3) すり鉢でみそをすって、張り付けたままひっくり返してコンロで焼くか、炭火でこんがり焼いて焼きみそを作る(一緒にタイやカマス、アジなどの切身をすると一層味わい深く仕上がります)。キュウリやナスの薄切りとミョウガを入れたお椀に、焼きみそと冷たい水を注げば出来上がり